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OL 由美香 恥辱の契り第二章
第3章 IT業界の寵児 霞ヶ浦 尚
キャバレー「ブラックパール」の
マネージャーである小宮山伸治は
最後に店の戸締まりを終えると
ようやく空腹だった事に気づいた。
『今夜は何かと忙しかったなあ…』
チーママの吉沢みどりが太客の伊織に連れ出され
その後の客人に「ママはいないのか!」と
愚痴を言われる度に何度も何度も頭を下げた。
お陰で店の控え室で軽食を摘まむ暇もなく
終業までフロアに立ちっぱなしだった。
『牛丼でも食って帰るか…』
店の鍵をポケットに入れるタイミングで
スマホが震えた。
くそっ、誰だよ今時分…
スマホ画面を確認すると
チーママの吉沢みどりからだった。
「はい、小宮山です」
- あ、小宮山くん?お店は終わった? -
「ええ、無事に先程、戸締まりを終えました」
- そう…疲れているところを悪いんだけれど
私の私服を持ってきてほしいの -
どうやらドレスのまま着替えずに
伊織に連れ出されたのだなと気づいた。
せっかく戸締まりしたのに
小宮山はセキュリティを解除して
控え室のロッカーから合鍵を使って
中からみどりの私服を取り出した。
『ったく…!人を宅配業者みたいに扱うなよ』
私服を取り出すのと同時に
メールで住所が送られてきた。
「はいはい、今すぐ届けますよ」
私服と言ってもドレスとあまり変わらない。
そんな派手なワンピースの胸が当たる部分を
駄賃代わりに、スーハーと匂いを堪能した。
「ちきしょう、いい匂いさせてやがる」
この借りは高くつきますよと独り言を言って
一発やらせて貰わないと釣り合わないなと
吉沢みどりの裸体を想像して股間を膨らませた。