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ボクっ娘ファンタジア
第1章 「沙織と葵」
遅刻しちゃう!

ボクは母親の「朝ごはん食べてかないの?」という声を無視して家を飛び出した。

学校まで30分、走っていけば間に合う

しかし最初はよかったのだが家から100メートル程の所で体力の限界が来てしまった。

もう諦めてゆっくり行こう…

息を整えゆっくりと歩きだした

結局学校に着いたのは朝のホームルームが終わった後だった。

下駄箱で靴を履き替え教室に向かう

いつもと変わらない教室

一時間目が始まるまでの間、各々好きなことをして時間を潰していた。

自分の机に行き荷物を整理していると後ろから「沙織!」とボクの名前を呼ぶ声がした。

振り向くとそこには親友の「葵」が立っていた。

「まーた遅刻したのね、まったくもう」

そういえば今日はクラスで育ててる花にボクと葵が水をやる当番だったっけ…

「あ、ごめん…寝坊して」
「まぁいいけど、次から気を付けてね」

葵は笑いながらボクの頭をコツンと叩いた

葵と話していると一時間目の開始を知らせるチャイムがなりみんな自分の机に戻る

葵は「大事な用があるから次の休み時間に旧校舎の女子トイレに来て」と言って自分の席に戻っていった。

そして教師が教室に入ってきて一時間目の授業が始まった

ボクは授業中、葵が言ってた大事な相談って何だろうと考えていた

お金のこと?家族のこと?まさか虐めとか…?

一時間目終了のチャイムが鳴った。

授業の間の休み時間は短い

ボクは次の授業の用意もしないですぐに指定された場所に向かった


ボクが行くとすでに葵が待っていた。

「ごめんちょっと遅れた、大事な相談てなに?」

ボクが聞くと葵はうつ向いて暗い顔をした

「え、どうしたの?そんなに深刻な問題なの?」

再び聞くと葵はボクの方を真っ直ぐ見て

「引いたり怒ったりしない…?」
そう聞いた

「ボクは葵の親友じゃん、そんな簡単に引いたり怒ったりしないよ」

そう言っても葵はなぜか言いにくそうな顔をしている

「大丈夫だって、ほら言ってみなよ」
「うん、わかった…」

葵がボクの目を見て言った

「沙織、私沙織のことが好きになっちゃったの…」

「……はい?」

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