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ボクっ娘ファンタジア
第9章 実ル終ワル
「さて、ヴェロニカがいなくなった所で続きしましょうか」
「え?…ってうぉわ!」

葵がまた抱きついてくる
それはいいのだがちょうど胸が顔の所に来て凄く苦しい…

「ちょっ…あお…葵!」
「沙織、大好きよ…愛してる」
「わかったから!胸!胸!」
「あ、ごめんなさい」

やっと解放され息を整えていると
葵はボクの両肩を掴み自分の方を向かせ、今度はまっすぐボクの目を見て言った

「キスしていい?」
「それはダメ」
「えー、なんで?」
「だってまだ恥ずかし…」

ボクが言い終わるか終わらないかの所で葵がキスをしてきた

「ごめん、我慢できなかった」

突然の事で頭が真っ白になった

「ウン、ゼンゼンイイヨーダイジョブダイジョブ」
「あれ、壊れた?もう一回すれば直るかしら?」
「うそうそ!本当に大丈夫だから!」
「そう、それは良かったわ」
「さて、本当に好きって思ってるか試すために今度はそっちからして貰おうかしら」
「えー、身長的にこっちからは無理じゃない?」
「ちょっと屈むから大丈夫よ、早く!」

そう言い屈んで目をつぶる葵
キスなんてしたことなかったから上手く出きるか少し不安だったが、勇気を出して葵の顔に自分の顔を近づける

ゆっくりと
そう、時が止まったのではないかと思わせるほどゆっくりと慎重に

そして後少しで唇が触れ合うという所で葵が目を開き少し後ろに下がった

「あれ?どうしたの?」
「自分からするのはいいけど沙織の方からしてもらうって何か急に恥ずかしくなっちゃって…」
「えー、自分から言い出したのに…」
「そ、そうよね…ごめんなさい」

葵が再び屈んで目をつぶる

キスをしようとした瞬間今度は葵が口を開いた

「沙織、愛してるわ」

それは何度言っても言い足りない言葉

好きではなく、愛

親友として好きではなく、もう一人の愛する恋人

ボクも同じ気持ち、葵の事を愛している

「うん、ボクも葵のこと愛してるよ」

手を繋ぎ指を絡ませ、ボクは葵にキスをした
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