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ボクっ娘ファンタジア
第8章 恐怖と逃げ
「娘がレズビアンて聞いてショック…?」
「ううん、そんなことないわ」
「ママを信用してすべて打ち明け、話してくれたんでしょ?」
「うん…」
「ママはそれが嬉しかったの」
「砕けてきなさい葵、逃げなんてあなたらしくないわ」
「でもまたフラれたら…」
「いいじゃないフラれても、こんなことで崩れる絆じゃないでしょ?」
「きっと沙織ちゃんなら大丈夫、たとえフったとしてもいつも通り親友でいてくれるわよ」
「それとも沙織ちゃんを信用してないの?」

「葵先輩は沙織先輩のこと信用してないんですか?」

前にヴェロニカに言われた言葉を思い出す

そうだ、一番近くて付き合いが長い癖に一番沙織を信用してなかったのは私じゃないか

沙織はこんなことで私と距離を置かない

そんなことは親友の私が一番わかってたこと

それなのに親友でいてくれなくなると勝手に思い込んで、怖がって、逃げて

私、バカみたい…

「ちょっと出掛けてくる!」
「うん、ようやく分かったみたいね」

部屋を出て「ママ、ありがとう」と言い家を出た

沙織の家に行こう、そう決めて玄関を出たがその必要はなかった
なぜなら沙織とヴェロニカが私の家
の前にいたからだ

「あ、本当に出てきましたねぇ」
「言ったでしょ、葵は必ず出てきてくれるって」
「急に居なくなってごめんなさい」
「大丈夫、気にしてないよ」
「取り合えずここじゃアレなんでさっきの場所に戻りましょうか」
「うん」
「そうね、行きましょう」

誰も喋らず静かに三人で移動する

もしもフラれたらどんな反応をしてどんな顔をしたらいいのだろう

そんなことを考えていたらあっという間に最初にヴェロニカと来た公園に着いてしまった

「それじゃ、二人ともいい?ボクの気持ち聞いてくれる?」
「ええ、私はいつでもいいですよ」
「私も覚悟出来てる」
「それじゃ…」

沙織は一回呼吸すると、ゆっくりと話し始めた
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