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眩惑のディナーショー
第3章 二人目の御客様…どうぞ
「さあ来い──」
「あっ…」
アデルは亀美の手を引きその手に道具を持たせる。
「全て亀美の手で頼むぞ」
言われて呆然としながら亀美はやるしかなかった。
香油をブレンドした石鹸を泡立てアデルの象牙色の肌に伸ばしていく。
「…っ…」
アデルは色っぽい吐息を漏らしていた。
「なぜそこばかり洗う…っ」
「はっ…つい…」
亀美の指先は何故かアデルの薄くて極小の乳首のみを洗っている。
「そうか…そうならはっきり言えばよいのに──」
「えっ」
アデルは色っぽい吐息とともにそう囁くと乳首に触れていた亀美の手を取り亀美を覗き込んでいた。
「日本人の女は欲しいときは口にはせずにそうやって誘ってくるのだな──」
ニヤリとした顔がとても色気があり、腰に回された腕を拒否できない。
下腹部には立体的に勃ち上がり始めた象徴がピタリと添わされ亀美のズボンの上からグリッと押し上げてくる。
戸惑いながらも亀美は思った──
い、一度くらいなら…
ゴクリと女としての欲望が沸き上がり唾液を飲む。
その顔を眺め、アデルはほう、と漏らした。
「日本人の誘い方は実に奥ゆかしいな……とことん乱すのが楽しみになってきたぞ──…」
そう言ったアデルの美しい顔がゆっくりと傾いていく…
後頭部を支えられ、腰には熱い猛りの圧を感じながら亀美はされるがままに肩の力を抜いていた……。
〜放蕩王子と淫浴の宵〜
アデル&亀美