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神様のいない世界
第4章 躾
「……っん…………っあ、んんっ……」
耳に入る音は舌を絡ませる水音と、自分が漏らすくぐもった吐息。
やだ。
こんなの嫌だ!!
そうは思っても、より深く激しいキスに、和隠は息を切らすことしか出来ず、手足は逃げようと動かしてもシーツの上を滑るだけ。
「……っは……ん?それで……逃げてるつもりか?」
和隠の抵抗に軽く笑いながら、和隠の着ているガウンの胸元を掴んだ。
「……ん!!っな……何」
「何はないだろ?身体に教え込むだけだと言ったばかりだろ?」