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神様のいない世界
第4章 躾
『辛い』そう言えば辞めてくれるの?
そうじゃないんでしょう?
頭の中でそう思っても口には出せず、和隠の唇が微かに動いただけだった。
宗高は、これまでにしていた深く濃厚なキスではなく、触れるだけのキスをそっと落とし、和隠の横に寝転んだ。
「……ぁっ」
小さく吐いた声は、宗高が出て行ったところからたらりと漏れる感覚が体に走ったのだ。
宗高はそれに気づき、サイドボードのティッシュを数枚取り和隠に手渡した。
いつまで続くのだろう。
こんなことが続けば、いつかこの人の子供を身籠ってしまう。
そう思いつつ、ため息とともに拭き取った。
そうじゃないんでしょう?
頭の中でそう思っても口には出せず、和隠の唇が微かに動いただけだった。
宗高は、これまでにしていた深く濃厚なキスではなく、触れるだけのキスをそっと落とし、和隠の横に寝転んだ。
「……ぁっ」
小さく吐いた声は、宗高が出て行ったところからたらりと漏れる感覚が体に走ったのだ。
宗高はそれに気づき、サイドボードのティッシュを数枚取り和隠に手渡した。
いつまで続くのだろう。
こんなことが続けば、いつかこの人の子供を身籠ってしまう。
そう思いつつ、ため息とともに拭き取った。