この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
神様のいない世界
第4章 躾
宗高は和隠を見下ろして笑みを浮かべるが、和隠はその満足そうな表情に脱力した。
このままこの人が飽きるまで抱き潰されるのだろうか。
ただそう思わされたのだ。
宗高は、そのままの体勢で和隠の上に体をうつ伏せ和隠に顔を近づけた。
鼻と鼻が付くくらいの距離で、言葉を発しない宗高に、脱力した和隠も言葉を発せず見つめあっていた。
「……体、平気か?」
「……何?」
急にそう言った宗高に和隠は驚いた。労わりの言葉をこぼすとは思わなかったからだ。
「何とは何だ?ここに来てから体を重ねているから、辛くないのかと思っただけだ」
このままこの人が飽きるまで抱き潰されるのだろうか。
ただそう思わされたのだ。
宗高は、そのままの体勢で和隠の上に体をうつ伏せ和隠に顔を近づけた。
鼻と鼻が付くくらいの距離で、言葉を発しない宗高に、脱力した和隠も言葉を発せず見つめあっていた。
「……体、平気か?」
「……何?」
急にそう言った宗高に和隠は驚いた。労わりの言葉をこぼすとは思わなかったからだ。
「何とは何だ?ここに来てから体を重ねているから、辛くないのかと思っただけだ」