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神様のいない世界
第6章 関係
「……山城組の組長の息子だって知ったから、追い出したの?」

「そんなことを聞くために俺を呼び出したのか?」


冷たい言い方に政安は返事が出来なかった。質問に答える気は無いのだと理解したが、それでは話にもならないからだ。

『どうしても会いたかったんだ』

そう言ったところで席を立たれるのは目に見えていた。


「……また……俺を囲ってよ。産まれて一度も父親にあったこともないんだから、組長とは関係ないでしょ?」

「……馬鹿も休み休み言え」

「じゃあ、情報持ってればいいの?」

「情報だと?ヤクザと取引しようっていうのか?死ぬぞ」

「死ぬのが怖かったらあの日、車に乗らなかったよ」


そう言ってテーブルに写真を伏せて置いた。

宮川が手を伸ばそうとした瞬間、その写真の上に手を置いて宮川を見つめた。
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