この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
神様のいない世界
第7章 変化
「……起きたのか?もう大丈夫か?」
急に声をかけられて和隠はびっくりして振り返った。
トイレに行っていた善がリビングに入ってきて、声を掛けたのだ。
「……うん、あの……」
「なんだ?」
「ここ、凄いね?」
話をしないのは気まずくて、どうでもいいことを口にした和隠に気づいていた善は、笑いをこらえていた。
「どうしたの?」
「どうしたのって、それはお前の方だろ?熱出して、言いたいこと言いまくったから気まずいのか?」
「意地悪いね?」
和隠は善を睨みつけると、そんな和隠に笑顔を向けた。
「まぁ、文句も言いたくもなるよな。ケーキも食べられなかったんだからな?」
「……別に」
「ケーキでも食いに行くか?」
急に声をかけられて和隠はびっくりして振り返った。
トイレに行っていた善がリビングに入ってきて、声を掛けたのだ。
「……うん、あの……」
「なんだ?」
「ここ、凄いね?」
話をしないのは気まずくて、どうでもいいことを口にした和隠に気づいていた善は、笑いをこらえていた。
「どうしたの?」
「どうしたのって、それはお前の方だろ?熱出して、言いたいこと言いまくったから気まずいのか?」
「意地悪いね?」
和隠は善を睨みつけると、そんな和隠に笑顔を向けた。
「まぁ、文句も言いたくもなるよな。ケーキも食べられなかったんだからな?」
「……別に」
「ケーキでも食いに行くか?」