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神様のいない世界
第7章 変化
「この暑いのにか?」
「じゃ、そうめん?」
「新手の出前封じか!買い物行けねぇんだぞ?」
「電話貸してよ、私が言うから!!」
「……どうせ出られねぇぞ?」
善はそう言いつつ、和隠に携帯を渡した。
「今度は何だ」
物凄く不機嫌に出た宗高に口ごもる和隠はちらりと善を見ると、渡せと手を出していた。
大きな声が漏れて善にも聞こえていたからだ。
「おい、善!!」
「和……和隠です」
恐る恐る声を出した和隠は、善に首を振って話出した。
「……あぁ、どうした」
「食べたいものがあるから」
和隠がそう言うと話を遮るように宗高が言う。
「マンションを出るのは却下だ。服もないだろ、諦めろ」
「あのっそれなら買いに行って欲しいんですけど」
「じゃ、そうめん?」
「新手の出前封じか!買い物行けねぇんだぞ?」
「電話貸してよ、私が言うから!!」
「……どうせ出られねぇぞ?」
善はそう言いつつ、和隠に携帯を渡した。
「今度は何だ」
物凄く不機嫌に出た宗高に口ごもる和隠はちらりと善を見ると、渡せと手を出していた。
大きな声が漏れて善にも聞こえていたからだ。
「おい、善!!」
「和……和隠です」
恐る恐る声を出した和隠は、善に首を振って話出した。
「……あぁ、どうした」
「食べたいものがあるから」
和隠がそう言うと話を遮るように宗高が言う。
「マンションを出るのは却下だ。服もないだろ、諦めろ」
「あのっそれなら買いに行って欲しいんですけど」