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神様のいない世界
第7章 変化
善はそう言って皆に箸を持たせた。


「ごちそうさまでした」

「こちらこそありがとうございました」


玄関で見送ってから洗い物をする和隠は、連れて来られた時とは全くの別人のように楽しんでいた。

それは以前の生活のように良く笑い、よく話す明るい女子高校生で本来の和隠だった。


その代わりように少し戸惑う善でもあるが『死にたい』と口にされるよりは気が楽ではあるが、宗高からも「目を離すな」と言われていたのでチラチラと様子を伺っていた。


「ねぇ、若頭は何時に帰ってくるの?」

「はぁ?なんで?」

「ご飯作ろうと思って」

「……若頭の分を?」

「うん、後、善と三浦さんのも。他にも何人か来る?」


宮川のマンションの時は常に何人もの舎弟が居たが、宗高のマンションに来てからは相田と善と三浦、それと運転手がいた気配しかなかったのだ。
実際、その三人と運転手三人の6人だけだった。
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