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神様のいない世界
第7章 変化
拗ねた和隠はキッチンに立ち、下ごしらえを始めた。
善は買い込んだ電化製品の入っていたダンボールやゴミなどを片付けていた。
『ぐぅぅぅん』
と鳴った音に和隠は善を見ると、善も和隠を見た。
「お腹、鳴らした?」
「……そうめんくらいじゃ腹の足しになんねぇんだよ!」
「燃費悪っ!!」
「あぁ?!」
凄む善を肩を揺らして笑う和隠。
6人で食べたそうめんは、追加して茹でた分も合わせて20束。4袋買ってきてもらったのに1食で食べ切ったのだ。
その上、遠慮がちだった舎弟よりも凄い量を食べたはずなのにと、思い返せば笑わずにはいられなかった。
だから体がデカイのか!!
そんな和隠を睨む善に
「夕食はご飯炊くからね、おかずもいっぱい作るから、お腹いっぱい食べて!」
そう笑ってお米を研いだ。
善は買い込んだ電化製品の入っていたダンボールやゴミなどを片付けていた。
『ぐぅぅぅん』
と鳴った音に和隠は善を見ると、善も和隠を見た。
「お腹、鳴らした?」
「……そうめんくらいじゃ腹の足しになんねぇんだよ!」
「燃費悪っ!!」
「あぁ?!」
凄む善を肩を揺らして笑う和隠。
6人で食べたそうめんは、追加して茹でた分も合わせて20束。4袋買ってきてもらったのに1食で食べ切ったのだ。
その上、遠慮がちだった舎弟よりも凄い量を食べたはずなのにと、思い返せば笑わずにはいられなかった。
だから体がデカイのか!!
そんな和隠を睨む善に
「夕食はご飯炊くからね、おかずもいっぱい作るから、お腹いっぱい食べて!」
そう笑ってお米を研いだ。