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神様のいない世界
第7章 変化
苦くて美味しいとはかけ離れた味を、大人になったら好き好んで飲むのだろうか。
和隠はチラッと宗高を見た。
「お前さぁ」
「はい」
「その、チラチラ見るのやめろ」
「はい?!」
「見てんのバレてるし、見たいなら見てろよ、視界に入ると気になるだろ?」
和隠はキョトンとして宗高を見ると、不機嫌そうな宗高と目が合った。
「……すみません」
謝ってはみるものの、見ていたいわけではない和隠は、ただの様子伺いに覗き見るだけの事をそう言われて、困惑していた。
ソファーに座らされ、宗高に隣に座られても会話があるわけでもなく、何にも楽しいこともない。
ただ気まずくなったり、怒らせたくないだけなのだ。
和隠はチラッと宗高を見た。
「お前さぁ」
「はい」
「その、チラチラ見るのやめろ」
「はい?!」
「見てんのバレてるし、見たいなら見てろよ、視界に入ると気になるだろ?」
和隠はキョトンとして宗高を見ると、不機嫌そうな宗高と目が合った。
「……すみません」
謝ってはみるものの、見ていたいわけではない和隠は、ただの様子伺いに覗き見るだけの事をそう言われて、困惑していた。
ソファーに座らされ、宗高に隣に座られても会話があるわけでもなく、何にも楽しいこともない。
ただ気まずくなったり、怒らせたくないだけなのだ。