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神様のいない世界
第7章 変化
だが和隠からすれば、よく知りもしない異性とローブ一枚で過ごすのは苦痛に変わりないのだ。
「考えておく」
宗高のその言葉ににツッコミどころは多々あるのだが、和隠はそれに小さく頷くだけだった。
風呂から上がっても結局着るものはバスローブで、和隠はそれに袖を通す。
背中を押されてリビングのソファーに座らされると、和隠の前にミネラルウォーターが置かれ、宗高は缶ビールを飲み始めた。
お父さんも、夏の間だけは風呂上がりに発泡酒をのんでいた。
『あー美味い!!』と親父丸出しのお父さんをお母さんと笑ってた。
「美味しいんですか?」
「ビールか?飲んでみるか?」
宗高に差し出されるものの、フルフルと首を横に振った和隠はペットボトルに手を伸ばしてミネラルウォーターを口にした。
「考えておく」
宗高のその言葉ににツッコミどころは多々あるのだが、和隠はそれに小さく頷くだけだった。
風呂から上がっても結局着るものはバスローブで、和隠はそれに袖を通す。
背中を押されてリビングのソファーに座らされると、和隠の前にミネラルウォーターが置かれ、宗高は缶ビールを飲み始めた。
お父さんも、夏の間だけは風呂上がりに発泡酒をのんでいた。
『あー美味い!!』と親父丸出しのお父さんをお母さんと笑ってた。
「美味しいんですか?」
「ビールか?飲んでみるか?」
宗高に差し出されるものの、フルフルと首を横に振った和隠はペットボトルに手を伸ばしてミネラルウォーターを口にした。