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神様のいない世界
第1章 運命
「あぁ、大丈夫そうだな……一応コレ、俺の担当なんで」


宮川を見上げた相田は、和穏を突っつきながらそう言って片方の口角をあげて笑うと、宮川も口角をあげて革張りのソファーにドカッと座る。

和穏はその大きな音に身体をはねさせた。


何の音?!


見えない和穏は、自由がきく聴覚に敏感になっているのだ。

そんな時、機械音がして『若』こと、山城組若頭、山城 宗高 (やましろ むねたか) が入って来たのだ。


「お疲れ様です」


「あぁ……ご苦労だったな?」


そう笑って、足元に転がる和穏に目を移した。


「コレか?沢口の落し種は」


そのまま宗高は宮川の座るソファーに座ると、ゆっくりと宮川を見た。

和穏は何のことを言っているんだろうかと思いながらも、沢口と言った声に一縷の望みを託す。


人違い……沢口なんて知らないし!!


「んーーー!んんっ、んーー!!」


「おお、元気だなっ!……で、宮川はどうした。政安 (まさやす)は?」
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