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神様のいない世界
第8章 贈り物
笑顔で電話を切った和隠は善に携帯を返すと、善がにやけていた。
「何!!」
「いや?嬉しそうだなって」
「別に嬉しくないよ、善のブサイクな顔より綺麗な顔の方がいいだけだよ」
「お前だって不細工だろうが!!」
「はぁ?!」
怒る和隠を笑う善はソファーに座ってTVを見出した。
「7時前に帰ってくるって」
「そうか、よかったな?」
「だから、別に嬉しくないってば!!」
「はいはい」
善は軽くあしらい笑っていて、和隠は口を尖らせて支度を始めた。