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神様のいない世界
第8章 贈り物
5時半を過ぎた時間なので、善の言い分は合っていると思い、グッと押されて渋々和隠が出る。
「てめぇ、ワンコールで出ろや!!」
宗高の一声に携帯を耳から遠ざけた和隠を『お前のせいだ』と言わんばかりの表情の善に和隠はまた耳にかざした。
「和隠です」
「……何で善の携帯にお前が出るんだ?」
「帰りの時間……だと思って」
「そうか……あぁ……7時前に着く」
「分かりました」
「今日も作るのか?」
「……はい」
「何にするんだ?」
「中華にしようと思ってます」
「そうか、怪我するなよ?」
そう笑った宗高の声にホッとした和隠も笑った。
「怪我なんてしませんよ!!」
「ならいい、善にも伝えておいてくれ」
「はい」
「てめぇ、ワンコールで出ろや!!」
宗高の一声に携帯を耳から遠ざけた和隠を『お前のせいだ』と言わんばかりの表情の善に和隠はまた耳にかざした。
「和隠です」
「……何で善の携帯にお前が出るんだ?」
「帰りの時間……だと思って」
「そうか……あぁ……7時前に着く」
「分かりました」
「今日も作るのか?」
「……はい」
「何にするんだ?」
「中華にしようと思ってます」
「そうか、怪我するなよ?」
そう笑った宗高の声にホッとした和隠も笑った。
「怪我なんてしませんよ!!」
「ならいい、善にも伝えておいてくれ」
「はい」