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神様のいない世界
第8章 贈り物
宗高に抱き上げられた。肩越しに見たソファーは水をこぼしたようになったいて、和隠は宗高の肩に顔をうずめると、宗高は和隠の頭に頬を摺り寄せた。

寝室に入り和隠をベッドに寝かせると深いキスを落としながら和隠の膣に宗高の張り詰めたペニスを入れる。

暗い部屋で表情は見えないものの、膣の締まりと和隠の硬直する体に宗高は動きを止めた。


「痛いか?」


これまで誰にも尋ねたことのない言葉をかける自分自身に驚くものの、お互いが気持ち良くなりたいと思う宗高は、優しく和隠の頬に手を当てた。


「少し……ゆっくり、ゆっくり動いて?」


息を切らして甘く囁く声の和隠に突き上げたい衝動にかられながらゆっくりとストロークさせた。


「っ気持ちいいよ?和隠」


宗高の苦しそうな声色に、和隠の体が反応し、宗高の男根をきつく締め上げると、宗高は苦笑した。
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