この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
神様のいない世界
第8章 贈り物
お互いがお互いを求めるようにSEXをするのは宗高も初めてで、抱き合うという意味を実感していた。
これまでは和隠を無理矢理組み敷くほぼレイプと言っていいSEXだったし、それ以前に抱いていた女性も求められ抱いているようなものだった。
気持ち良いには変わりないが、一回の射精で十分だと感じるほどの満足感を味わったこともなく、互いが力尽きるまでという野性的なものだったのだ。
和隠も宗高もまだまだ体力は残っているし、続けることは出来るのだが、余韻に浸るのも十分気持ちが良いものだった。
お互いの肌、息づかい、心音が心地良い。
和隠は宗高の背中に手を回し、背筋のある逞しい背中を優しく撫でた。
こうしている間は、この行為に宗高が飽きない間は、ここに居場所を作ってくれるんだろう。
現実を見つめると切なくなる和隠だったが、どこにも居場所のない自分にはなりたくないのが本音なのだ。
これまでは和隠を無理矢理組み敷くほぼレイプと言っていいSEXだったし、それ以前に抱いていた女性も求められ抱いているようなものだった。
気持ち良いには変わりないが、一回の射精で十分だと感じるほどの満足感を味わったこともなく、互いが力尽きるまでという野性的なものだったのだ。
和隠も宗高もまだまだ体力は残っているし、続けることは出来るのだが、余韻に浸るのも十分気持ちが良いものだった。
お互いの肌、息づかい、心音が心地良い。
和隠は宗高の背中に手を回し、背筋のある逞しい背中を優しく撫でた。
こうしている間は、この行為に宗高が飽きない間は、ここに居場所を作ってくれるんだろう。
現実を見つめると切なくなる和隠だったが、どこにも居場所のない自分にはなりたくないのが本音なのだ。