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神様のいない世界
第9章 新事実
「オレに血が通っていないと言うあんたは、鬼の血が通ってるんじゃねぇのか?自分の息子をヤクザに送りつけるために、姪っ子を陥れてよぉ、だから親父に捨てられたんだろ?血のつながりより仁義の世界だけど、両方欠けてる奴をそばに置くほど怖いものはねぇからな」
幸江はその言葉に唇を噛んだ。
「さぁ話せ、あんたが知ってる話を。あんたが全部話してれば政安だってあんな風にならなかったはずなのになぁ?」
「政安に何をしたの?!腹違いだって、血は繋がってる弟よ?!」
「自己主張ばかりしてんじゃねぇよ、てめぇが政安を焚きつけたんだろうが!!」
宗高は目の前にあるテーブルを蹴り上げると幸江は体を震わせた。
「は……話……ます。話すから、もう政安には何もしないで!!」
幸江はその言葉に唇を噛んだ。
「さぁ話せ、あんたが知ってる話を。あんたが全部話してれば政安だってあんな風にならなかったはずなのになぁ?」
「政安に何をしたの?!腹違いだって、血は繋がってる弟よ?!」
「自己主張ばかりしてんじゃねぇよ、てめぇが政安を焚きつけたんだろうが!!」
宗高は目の前にあるテーブルを蹴り上げると幸江は体を震わせた。
「は……話……ます。話すから、もう政安には何もしないで!!」