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神様のいない世界
第10章 事件
翌朝リビングに入った三浦は、ローテーブルにそのままにされているグラスなどを見てため息を漏らした。


「あれ……若頭は?」

「寝室でしょう」


とぼけた質問を投げかけた善に、リビングの掃除をするように指示を出し、その足で寝室のドアをノックもせずにゆっくりと音を立てずに開けた。

和隠が宗高の上に重なるようにして寝ていて、二人とも寝息を立てていた。

和隠が来てから宗高はよく寝ていた。

いつ命を狙われてもおかしくない身の上の為、昔は物音でも目を覚ますほど気が研ぎ澄まされていたのに、疲れからか安心からなのか、全く目を覚まさなくなっている。

『人と同じベッドで寝るのは疲れる』と言っていた宗高はどこに行ってしまったのかと思うほど。


「すっかり気を許してる証拠ですね」


三浦は納得をして笑みを浮かべながらドアを閉めた。
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