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神様のいない世界
第2章 陵辱
タオルを噛ませておけば、多少強い平手打ちをしても、舌を噛む事も口内を傷つける事もない。
宗高はそれを考慮して手を上げたのだが、生粋のサディストである宮川は、宗高の考慮を指摘したのだ。
その宮川に言い返す事もせず、宗高は和穏に顔を近づけ睨みつけ凄む。
「調子に乗ってんじゃねぇぞ、てめぇが沢口の娘だろうと姦れるんだからな?」
「……っ私の、みっ苗字はっ山根だし!!っ沢口なんて、し、知らない!!」
和穏でも『ヤレル』の意味は想像で来ていた。
『犯す』『殺す』何にせよ、自分の身が危険である事は分かっていた。
それでもなお、叩かれて怖さに震えながらも、睨み返し反論するのは、自分の親が山根公平と山根真由だと疑っていないから。
でもその反論に宗高と宮川は笑い飛ばした。
「っん何が可笑しい……んですか」
宗高はそれを考慮して手を上げたのだが、生粋のサディストである宮川は、宗高の考慮を指摘したのだ。
その宮川に言い返す事もせず、宗高は和穏に顔を近づけ睨みつけ凄む。
「調子に乗ってんじゃねぇぞ、てめぇが沢口の娘だろうと姦れるんだからな?」
「……っ私の、みっ苗字はっ山根だし!!っ沢口なんて、し、知らない!!」
和穏でも『ヤレル』の意味は想像で来ていた。
『犯す』『殺す』何にせよ、自分の身が危険である事は分かっていた。
それでもなお、叩かれて怖さに震えながらも、睨み返し反論するのは、自分の親が山根公平と山根真由だと疑っていないから。
でもその反論に宗高と宮川は笑い飛ばした。
「っん何が可笑しい……んですか」