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―不還―
第1章 逃走
「それにしても外の世界はすごいですね。こないだのあの大きな湖。
水もとても綺麗で、見た事のない小さな動物や鳥がいましたね」
「まだまだこれから色んな物が見れるだろう…」
「そうですね」


重い足取りで一歩一歩踏みしめながら歩く。


「海にたどり着けるかなぁ…」
「ガキの頃からお前が一番見たがっていたな…」
「覚えててくれたんだ、嬉しいなあ」


指を絡めしっかりと握った手から体温が伝わる。
こんな時だからこそ、その温もりに安堵する…。


「こんな風に恋人たちのように手を繋いで、歩ける時が来るなんて思わなかったです」


一層握った手に力を込めて歩く。
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