この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
好きになりたくなかった
第2章 あゆみくんという人物
それから時間までゆっくりお酒を飲んで、他愛もない話しをした。
あゆみくんはユーモア溢れる話しで自然に私を笑わせてくれた。



「あ、そろそろ時間だ。帰るね」

「今日はありがとうね。また会いに来てね」



お会計を済ませて、ドアまで来たとき


「加奈、タクシーで帰るの?」

「あ…終電あるから、それで帰るよ」

「そっか。 外まで送るよ」

「いいよ! 寒いし…」

「いいから、いいから」



背中を押されて、お店の外まで出てきた。



「今日は本当に楽しかったよ。ありがとう!」

「こちらこそ… 見苦しい姿見せてごめんなさい」

「何言ってんの。彼氏なんだから甘えてよ」

「彼氏じゃないじゃない(笑)」

「そんなこと言うんだ。 加奈冷たい」



唇を尖らせて子供みたいに拗ねる仕草を見せた。



「ふふっ ありがとう。じゃあね」

「また来てね! 加奈! 待ってるよ」

「ありがとう。バイバイ」




もう会うこともない、ホストの子。




そう思ってたんだ。本当に。
/12ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ