この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
マスター・ナオキの怪店日記
第14章 今宵もグラスを傾けて

 
 今宵も客が早めに引けた。
 たぶん、あのお客様がやってくる。こんな夜は、必ず・・
 午後11時7分。ギイと音をたててドアが開いた。
「いらっしゃい。どうぞ、カウンターへ」
 客は重みを感じさせないその体で、軽々とスツールに腰かける。
「フォアロゼをロックで。思い出の酒なんだ」
「かしこまりました。グラスを傾けながらたっぷりとおしゃべりと酒をお楽しみください」
 マスター・ナオキは今夜も、誰も座っていないカウンター席に向かってにこやかに微笑みかけた。



end





2022・4・24 完結


/111ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ