この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
マスター・ナオキの怪店日記
第7章 長澤夫妻の告白
「・・言ってました。ねえ照美さん、信彦さん、俺のほうも聞きたいです。あの人、どういう人ですか?お二人の知り合いだとは言っていました。だけど、ちょっと変ですよね?体が無いから飲めなかった、とか、帰る時もドアが開く音がしてないのにいつの間にかいなくなっていて。さらに驚くのは水割りを出したんですが、金も、もらってないんだけど出したはずの水割りも実際には出してなかったみたいで」
 いっきにまくし立てた後、どうしても聞きたい事を口にした。
「信彦さんと照美さんみたいに俺たちが見えるようになったんだよって、その人に言われたんですよ。え、なにが見えるっていうんですか?いったいなんなんですか?」
 興奮気味の尚樹が、怒っているわけじゃないんですとバツが悪そうに背を丸める。信彦は、すみません!と声を張り、照美はごめんなさいと小さく呟いた。
「正直にいいますね」
信彦が背筋を伸ばし、腿の上でこぶしを握った。
「マスターが昨夜会った男性は、もうこの世にはいない人なんです」
「は?」
「死んでしまった人です。つまり・・霊です」
「何を言ってるんです?そんな、そんな・・」


/111ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ