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<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第1章 こんな田舎町に淫乱ランド
私の名はメグ、小学校の5年生だよ。
小学生だからって、上から目線で見ないでよね。
私んちの家族はみんな、近親相姦も不倫もお構いなしの、淫乱でフリーセックスだからよろしくね。
どんなに淫乱かは、「私んちは淫乱家族」と、続編の「夏の終わりに……」で詳しく紹介したから、ここでは省略しますよ。
私んちはね、信州の小さな町の旧家だから、平屋だけど部屋数は多いんだよ。
お父さんは40歳で、サラリーマンです。
お母さんは38歳のスレンダー主婦です。
健二お兄ちゃんは17歳の高校生で、麗子お姉ちゃんは14歳の中学生です。
おじいちゃんは65歳だけど、性豪で元気だから、私とも仲良しですよ。
家はどの部屋も畳敷きだから、居間の座卓に座ってみんなで食事をしますよ。
土間を改装したキッチンだけが、旧家屋にそぐわずモダンです。
夏になると窓もふすまも開けっ放しだから、田んぼからイナゴやカメムシが飛んでくるよ。
気を付けてご飯を食べないと、ふりかけにダニが混じって交尾しているよ。
こんなにのどかな田舎の町にね、とんでもないアミューズメント施設がオープンしたのですよ。
田んぼと畑地のど真ん中に、ピンクの卵形ビルが建設されて、女性の下着姿のアドバルーンが高々と上がってる。
施設の名は“インランランド”だけど……、
おじいちゃんは、淫乱島って呼んでるよ。