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<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第15章 シアタールーム(A)

さっそく(A)のドアを開けて入ると、中は映画館のようで薄暗い。
正面には巨大な180度のパノラマスクリーンが広がり、頭上の天井には星空が映し出されて、まるで本物の宇宙空間のようです。
客席は4人分の座席が1ブロックになって、横と後ろの3面が遮蔽されてプライベートな空間が保たれているので、隣りの客の息遣いはもちろん、存在すらも気になりません。
ブロックの座席に座ると、巨大なスクリーンの迫力はもう、私たち3人だけの世界です。
座席の横には小テーブルがあり、飲み物を立てる丸い穴が開いているのですが、その脇に、なぜか、濡れタオルが置かれています。
おじいちゃんは濡れタオルを1枚つまみ出して、チンポを丁寧に拭いているのですよ。
そんな用途でいいのでしょうか……?

