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<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第15章 シアタールーム(A)

2番目の宇宙船の乗組員は、還暦を迎えた禿げ頭の祖父と、小学生の孫娘という組み合わせのようです。
操縦席に座っているのは孫娘で、操縦桿を握り締めて得意げです。
画面を見ておじいちゃんが、嬉しそうに声を上げます。
「おお、ワシとメグちゃんみたいじゃないか。ワシもメグちゃんと一緒に、宇宙の旅をしてみたいぞ」
その後ろの<3>の船内は、アラサーの美女と少年の2人連れです。
おじいちゃんが二人の関係を詮索します。
「おお、あれは、母と息子で宇宙の旅かな? いやいや、年齢が近過ぎるぞ……高等学校の女教師と生徒という関係じゃろうかのう?」
その後ろの<4>の宇宙船には、若い女性の4人連れです。
「おお、彼女たちは大学生だろうか? 卒業旅行に地球を飛び出して、宇宙の神秘を探求して卒業論文を完成させようということかな? なんとも立派な心がけじゃ」
その後ろの<5>には、小太りの中年男性と3人の若い女性たちです。
「あのおっさんは明らかに、金満成り上がりの色欲男だな。キャバクラ嬢を引き連れてのお楽しみか? それにしても3人とはなあ……、おお、操縦桿を女に握らせているぞ。おお、チンポも女に握らせてるぞ。なんとも羨ましい……」
カメラは再びロケットの全景を映し出し、発射の秒読みが始まります。

