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<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第22章 スポットライト

銀箔の扉を開き、さらに金箔の扉を開いて眼前の光景を見て、船長は驚愕して唖然としたのです。
コーラルピンクに輝くサンゴの橋が、虹の懸け橋のように宮殿まで伸びているではありませんか。
二人の子分の姿は消えて、白髪のカブトガニの姿もありません。
どうしたことかといぶかり、途方にくれる船長ですが、どんなに戸惑い逡巡したところで、前に進むしか選択肢はありません。
宮殿をめざして船長は、立体画像のサンゴの橋を渡ります。
上を見上げるとカクレクマノミとハリセンボンが、気持ち良さげに交尾をしながら泳いでいます。
コバンザメがウミガメのチンポに張り付いて、ヒラメのメスがカレイのオスを追いかけている。
やっぱりここは海の中なのだと、船長は深く溜め息をつきます。

