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<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第1章 こんな田舎町に淫乱ランド

男女のカップルや女性たちも楽しめると聞いて、おじいちゃんは戸惑いの表情です。
「女性たちとはどういうことじゃ? 男だけが遊べる淫乱島じゃないのか?」
首をかしげるおじいちゃんに、お父さんが会社で聞いた話を挟みます。
「会社の若い部下が彼女を連れて行ったそうだけどねえ、けっこう楽しめたそうですよ。淫乱な仕掛けとおもてなしに興奮して、もう一度行くって断言してるんだから」
「なに? 男同士じゃなくて、彼女と一緒に行ったってことか?」
「そうですよ。男の欲望を処理する為だけのねえ、下町のソープランドって概念じゃないってことですよ。これからはねえ、男女同権どころか女性上位の時代なんだから、男だけをターゲットにしていたんじゃあ商売にならないって算段でしょうねえ」
「ふーむ」
「なにしろ財布のひもを握っているのは女房だし、セックスのイニシアチブを取るのも女だから、女性を巻き込めば売り上げは2倍になる。売り場の商品も女性の下着やオナグッズも豊富で、販売の仕方もかなり淫乱らしいですよ」
「ふーむ、そんなに凄いのか。それならば、是非ともこの目で確かめてこなければなるまいのう」

