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<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第7章 販売コーナー(モナリザの媚笑)

エリア正面のマネキンは、右手でスリップの裾を持ち上げて、シャンパンゴールドの刺繍パンティをチラリと覗かせているのです。

パールピンクのスリップから紅色のブラジャーが透けて見えるのですが、右肩の紐がずり落ちてオッパイが覗いて見えます。

色っぽくて卑猥だけども、イヤらしいなんて思いません。
下着の色やデザインをバランス良く、臨場感いっぱいに展示しているからです。

そういう目で周囲を見渡すと……、
右側のマネキンは男女で抱き合っているのですが、身に着けている赤紫と青紫のブリーフとパンティは、二人のお揃いの勝負下着だという設定だと思われます。

その向こうでも、また左側でも、マネキンたちは卑猥なポーズで、あか抜けた下着のデザインをひときわ華麗に、魅惑的に見せつけているのです。

マネキンたちによる生々しい展示の光景に、おじいちゃんは呆然として、いたく感動している様子です。

「おお、実に壮観で、見応えがあるではないか。たかがマネキンとはいえ、あられもない下着姿は……まるで、乱交パーティの会場にでもいるようじゃ」



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