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<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第1章 こんな田舎町に淫乱ランド

私の発言を予期していなかったおじいちゃんは、口をポカンと開いて意外な表情です。
「はっ? メ、メグちゃん……?」
お姉ちゃんは素知らぬ顔で味噌汁をすすっていますが、お母さんは心配そうに見つめています。
「メグちゃんは、小学生じゃからのう……」
眉をひそめてたじろいだ表情のおじいちゃんに、私はきっぱり断言してやりました。
「だから、何さ! 私は行くよ!」
お父さんは腕組みをして、つぶやくように言い捨てます。
「メグは未成年だから、入場させてもらえないだろうよ……」
お父さんの発言は理不尽です。
だから反発して言いました。
「お兄ちゃんだって、お姉ちゃんだって未成年なのに誘ったじゃないのさ。私も誘いなさいよ。とにかく行くって決めたんだから、行くよ。ねえ、お父さん、連れてってよ」

