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<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第1章 こんな田舎町に淫乱ランド
お父さんは呆れたという表情で、私の本気度を確認します。
「お前、ソープランドに本気で行くのか?」
「だって、下着売り場で女の人も楽しんでるって言ったじゃないのさ。混浴の千人風呂でも癒されるって……」
「癒されるったって……銭湯に行くわけじゃないんだからなあ……」
「スーパー銭湯みたいなもんでしょう? 私は行くよ! 連れてってよ!」
私の決意を変えられないと判断したおじいちゃんは、すぐさま助け舟を出してくれました。
「よし、ワシとメグちゃんは、カップルということにしようじゃないか。いやいや、本当にカップルじゃからのう。メグちゃんも一緒に行こうじゃないか」
「うん、おじいちゃん、一緒に行こう!」
お父さんは他人事みたいにそっぽを向いて、何があっても責任は持たんぞという表情です。
お兄ちゃんとお姉ちゃんは、冷ややかな眼差しで知らんぷりです。
お母さんは心配そうな眼差しで見つめているけど、私は明日の日曜日が楽しみですよ。