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第2章 夢の中の声

上司から急ぎの資料作りをお願いされ、午前中はその作業に追われた
集中していたのもあり、頭の中は仕事の事でいっぱいだった

12時になり周りはお昼に出掛けたが、私はまだまだ掛かりそうな資料作りに溜息をつくと、お昼も取らずに作業を続けた


夕方頃にやっと資料ができあがり、小さく伸びをした


「お、終わった‥‥‥‥あー‥お腹空いた‥‥」


資料を上司に持っていき、お昼に行く事を告げ会社を出た
お昼ご飯を買っているいつものコンビニでおにぎりとお茶を買い、近くの公園のベンチに座った

11月なのに気温は高く、鬱陶しい太陽の光が容赦無く私を照りつけた

公園なんかに来なければよかったと後悔しつつも、おにぎりを食べ始めた
長時間集中していたこともあり急に疲れを感じたと思ったら、睡魔が襲ってきた

食べかけのおにぎりを袋に終い、ゆっくりと目を閉じた