この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私と"影"
第3章 戸惑う心
私は起きた姿のままベランダへ出た


「‥‥‥‥‥静か‥‥」


雪が降るとどうしてこんなにも静かになるのかな 
雪が積もっていく音が今にも聞こえてきそうな程に


はぁぁっと息を吐いてみた

真っ白な息がゆっくりと消えていくのを見つめそのまま空を見上げた

空が澄んでいる冬の星は本当に綺麗に見える


その空から降る雪を目で追いながら、高校生の頃、雪になりたいって思っていた事を思い出した

結晶の一粒になって
大好きな人の手の中でゆっくり溶けていけたら
どれだけ幸せな事だろうって‥‥‥


私はしばらく雪を眺め続けた


/58ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ