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私と"影"
第3章 戸惑う心
身体が冷えてきていた
それでもまだ雪を見ていたかった私は手を伸ばした

手の中に降り落ちる雪がゆっくりと溶けていくのを見て
影の事を思い出した


人の温もりって恐い‥‥‥‥

凍りついていた私の心も身体も
一度のキスで熱を蘇らせてしまう



そして‥‥‥嫌と言うほど思い知ってしまった

私はずっと求めていたんだって‥‥こういう温もりを






人肌を





「バカ‥‥‥‥っ」




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