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私と"影"
第3章 戸惑う心
「‥‥‥"影"‥‥‥っ!?」
"影"は人の形に姿を変え、ゆっくりと揺れていた
「‥‥‥い、今の‥‥‥‥聞いてた?」
「‥‥‥‥なんの事?それよりその呼び方やめない?ちゃんとした名前、考えてよ」
聞かれなかった事に心からホッとしていた
「‥‥‥え?何‥‥‥急に‥‥‥」
「別に急じゃない、ずっと思ってた」
そう言うと"影"は横になっている私をゆっくりと起こした
「身体が熱い」
「‥‥‥風邪ひいたみたい。身体がダルくて」
「知ってる、ずっと傍にいるって言ったよね」
「じゃあ何で‥‥‥っ」
ずっと出てきてくれなかったの!?
どうして‥‥‥キスしたの!?
"影"を責めるみたいな事を言いそうで、私は言葉を飲み込んでしまった
ぐるぐると頭の中で考えていると、"影"が心配そうに聞いた
「どうした?大丈夫?」
「あ、うん‥‥‥なんでもない、大丈夫」
やっと会えたのに"影"は何もなかったかのように普通で、キスした事も忘れてるかの様な態度にモヤモヤしていた
"影"は人の形に姿を変え、ゆっくりと揺れていた
「‥‥‥い、今の‥‥‥‥聞いてた?」
「‥‥‥‥なんの事?それよりその呼び方やめない?ちゃんとした名前、考えてよ」
聞かれなかった事に心からホッとしていた
「‥‥‥え?何‥‥‥急に‥‥‥」
「別に急じゃない、ずっと思ってた」
そう言うと"影"は横になっている私をゆっくりと起こした
「身体が熱い」
「‥‥‥風邪ひいたみたい。身体がダルくて」
「知ってる、ずっと傍にいるって言ったよね」
「じゃあ何で‥‥‥っ」
ずっと出てきてくれなかったの!?
どうして‥‥‥キスしたの!?
"影"を責めるみたいな事を言いそうで、私は言葉を飲み込んでしまった
ぐるぐると頭の中で考えていると、"影"が心配そうに聞いた
「どうした?大丈夫?」
「あ、うん‥‥‥なんでもない、大丈夫」
やっと会えたのに"影"は何もなかったかのように普通で、キスした事も忘れてるかの様な態度にモヤモヤしていた