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第1章 澪
澪と出会ったのは会社の内定式。
長い黒々とした髪を束ね、よく通る声で自己紹介をしていた。
初めて話をしたのは、新人の研修旅行だった。
中高大と女子校で育ったせいか、彼女は女性も男性も分け隔てなく触れ合う。
宴会の席でも、「これ美味しいよ」と言って自分の箸で食べさせようとする。ごく自然に。
いわゆる天然な、不思議な彼女。
彼女の大きな目はいつも微かに潤んでいて、向かい合って話すときはその大きな目でこちらの目を覗き込むように見つめる。うっかりするとその瞳に引き込まれてしまいそうな、不思議な感覚を覚える。

僕は少しずつ、彼女に惹かれていった。
でも、澪には彼氏がいた。
僕は、それでもどうしても彼女が欲しくなった。
彼女を必死で口説いた。
その甲斐あってか、社員旅行の前日、彼に嘘をついて僕の家に泊まることになった。

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