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幼なじみのフヒト君
第5章 電車
絶頂を迎えそうだったわたしは、不完全燃焼だ。
寸止めの状態で、全身がアワアワと粟立つ。
少しの刺激もダイレクトに脳に伝わり、もう、歩いていられない。
フラフラと不日人に引かれながら着いていくと、駅の近くの裏路地に着いていた。
出勤ラッシュから離れ、ビルの間には物音ひとつしない。
「…不日人?」
見上げると少し恐い目をした不日人が見下ろしていた。
「あんなに濡れて…」
ボソッと呟くと、握っていた手を後ろに引く。
勢いで不日人に寄りかかる形になったわたしは、始めてみる不日人に少し恐怖を感じていた。
「どうしたの?」
上手く声がでない。掠れた声で言いながらも離れようとするが流石にビクともしなかった。
「気持ち良かったの?知らないおじさんでもあんなになるの!?」
そう言うとわたしの太ももを抱えた。
「きゃっっ」
「ねぇ!舞ちゃん!」
バランスを崩し咄嗟に不日人にしがみつく。
ズムっっ
「はう!!」
不日人のたぎるものが突然わたしの中に入ってきた。
一気に鎮まりかけていた快楽に火が着く。
「ねぇ…舞ちゃん!」
ズン
「ああん!不日人っ痛っ」
―始めてがこんな状況だなんて…
ふるふると頭を振りながら、不日人を見上げる。
ドキッとした。
切なそうに眉を下げた不日人がジッと見ていた。
寸止めの状態で、全身がアワアワと粟立つ。
少しの刺激もダイレクトに脳に伝わり、もう、歩いていられない。
フラフラと不日人に引かれながら着いていくと、駅の近くの裏路地に着いていた。
出勤ラッシュから離れ、ビルの間には物音ひとつしない。
「…不日人?」
見上げると少し恐い目をした不日人が見下ろしていた。
「あんなに濡れて…」
ボソッと呟くと、握っていた手を後ろに引く。
勢いで不日人に寄りかかる形になったわたしは、始めてみる不日人に少し恐怖を感じていた。
「どうしたの?」
上手く声がでない。掠れた声で言いながらも離れようとするが流石にビクともしなかった。
「気持ち良かったの?知らないおじさんでもあんなになるの!?」
そう言うとわたしの太ももを抱えた。
「きゃっっ」
「ねぇ!舞ちゃん!」
バランスを崩し咄嗟に不日人にしがみつく。
ズムっっ
「はう!!」
不日人のたぎるものが突然わたしの中に入ってきた。
一気に鎮まりかけていた快楽に火が着く。
「ねぇ…舞ちゃん!」
ズン
「ああん!不日人っ痛っ」
―始めてがこんな状況だなんて…
ふるふると頭を振りながら、不日人を見上げる。
ドキッとした。
切なそうに眉を下げた不日人がジッと見ていた。