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愛してるなんていらない
第10章 失踪

「お母さんが..いなくなったって..」

「!?け、けど咲のお母さんて...」

「何もわかってないのに..どうしよ、百合!」

涙をこらえる肩が震える。

「..とりあえず今すぐ行きな!私も付いていこうか?」

「....っ....」

「..一緒にいくから。今すぐ行こう。」

百合はそう言うと私の手を引いて 店を出た。

切符を買い、そのまま新幹線に乗る。

駅につくまで私はずっと百合の手を握っていた。

不安になって手を強く握るたび、

「大丈夫だから..」と抱き寄せてくれる。

「ありがとう..」

私の住む町から田舎まで3時間はかかる。

(その間にどうか見つかって..!)

心の中で何度も思った。


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