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愛してるなんていらない
第2章 静寂

「でも創とは付き合わない。」

そういうと彼は撫でる手を止めた。

(あ....)

寂しさを感じて、創を見上げた。

「撫でてよ..」

そしてまたゆっくりと動き出す。
安心してまた彼の胸元に顔をくっつけた。
「何で俺じゃダメなの?」

「創のことは好きだけど、そういう風に見れないし見たくない。この関係がイヤなら、前までのただの友達に戻ろう。」

そっと創の腕を押しのけ、私は起き上がった。ベッドから下り、シャワーを浴びようとバスルームに向かう。
少ししてベッドの軋む音が聞こえ、後ろからギュッと抱きしめられた。

「....このまま..今のままでいい..」

私が前に回された腕に触れると、
そのまま首筋に顔を埋めた。

「うん..わかった。」

(ほらね。結局..身体じゃない..)

抱きしめられる安心感と一緒に、
さっきまで取り去られていたはずの寂しさが、ゆっくりと私の心を支配する。

そして創の手を取りバスルームへ向かった。
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