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愛してるなんていらない
第19章 繋想
助けを求めようと私の中ですぐに出てきたのは創だった。
洋一さんではなく..
そして今になって気づいた。
創が...いつも私が眠るまでずっと抱きしめて頭を撫でてくれてたこと、寂しい時は黙ってそばにいてくれたこと、過去を聞いても私自身を受け入れてくれたこと....
あの日、黙って部屋を出ていった時だって、いつの間にかベッドに寝かせてくれていた...
(優しい創が...私はそんな創が大好きだった....)
洋一さんといてもいつも創のことばっかり考えていた。
(今さら気づいたって..遅いのに....)