この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛してるなんていらない
第6章 自慰
車に乗り込み、私が言うと、
彼は思い出したように後ろを振り返り
座席の上にある鞄を探りだした。
「あ〜しくったな〜飲酒運転だ。」
「だ、大丈夫ですか?」
困ったように言う彼の声に慌てて反応した。
「まぁ一杯だけだし、、内緒ね?」
助手席の私の近くまでクスッと笑う彼の体温を感じて
あの日のぬくもりを思い出して、胸がどきどきする。
あった、といって携帯を持って体を起こす彼と目が合った。
顔が近くて思わず俯くと、
大して気にも留めてない様子で、はい、と渡してきた。
「あ、う、うん・・」
どぎまぎしながら携帯を受け取り、赤外線で移す。
その様子を見ていた彼が口を開く。
「今時大学生でガラケーっているんだ。」
送信し終えて彼に返す。
「よく言われる。けど、別にこれで足りてるし、高いし・・」
「そうなんだ。」
そして車を発進させた。
彼は思い出したように後ろを振り返り
座席の上にある鞄を探りだした。
「あ〜しくったな〜飲酒運転だ。」
「だ、大丈夫ですか?」
困ったように言う彼の声に慌てて反応した。
「まぁ一杯だけだし、、内緒ね?」
助手席の私の近くまでクスッと笑う彼の体温を感じて
あの日のぬくもりを思い出して、胸がどきどきする。
あった、といって携帯を持って体を起こす彼と目が合った。
顔が近くて思わず俯くと、
大して気にも留めてない様子で、はい、と渡してきた。
「あ、う、うん・・」
どぎまぎしながら携帯を受け取り、赤外線で移す。
その様子を見ていた彼が口を開く。
「今時大学生でガラケーっているんだ。」
送信し終えて彼に返す。
「よく言われる。けど、別にこれで足りてるし、高いし・・」
「そうなんだ。」
そして車を発進させた。