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愛してるなんていらない
第7章 嫉妬
「なぁ、先輩とは切れたんだって?」
「うん。」
私が答えると 嬉しそうに そっか、と言った。
「じゃあ今は俺だけ?」
「そうだよ。」
すると創は抱きしめる力を強めた。
「い、痛いよ創..」
「だって久しぶりだもん、もっと触りたい。」
そう言って手を下ろして胸をまさぐる。
「あ....もぅ、だーめ。」
私はそっと手を外すと創から逃げた。
「なんでだよ。」
「さっき二回もしたからしんどいー」
冷蔵庫からビールを取り出す。
プシュッと開けてごくっと飲んだ。