この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛してるなんていらない
第8章 交錯

「あぅ~百合せんぱい、ほんと可愛い..」

「あの口の悪さが治ればねぇ。」

楽しそうに話す二人を見て、私も笑みがこぼれた。


ーカラン

「いらっしゃいませー..あっ。」

何かと思い、コーヒーを淹れていた手を止めて、祐子が向かった先を見る。

「洋一さん....」

前の男性と二人で入ってきた所だった。

こちらを見ると、洋一さんが小さく手を上げた。

私もすぐに頭を下げる。

祐子は前と同じ喫煙席に案内すると、メニューを置いて帰ってきた。

「せんぱ~い」

ニヤニヤして言う祐子に、知ってる、と思わず素っ気なく返してしまった。

「ケーキ、お願い。」

はーい、と答え、ケースから取り出す。

平静を装っても、心臓がうるさかった。

祐子が皿に載せたケーキをお盆に乗せ、

私は百合たちのテーブルに持っていった。


/246ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ