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愛してるなんていらない
第9章 過去
「四人で行かないかって誘われてさ..咲ちゃんも..」
「....!?」
(それであんなににやけてたのか裕子..)
「咲ちゃん..?先約あったら..」
「先約、ない..」
私が答えると
「良かった。じゃあまた待ち合わせ場所とか連絡する。」
「うん!」
花火大会....まだ数週間先だが、今からワクワクした。
「俺も雄介と二人になれるよう努力するから。」
そういって冷やを流し込んだ。
「え....?」
「?なに?」
「さっきのどうゆう....」
「え、だって、雄介のこと気になるんでしょ?」