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人妻縄人形
第2章 囚われ、淫ら、
 一糸纏わぬ静香の裸体を愛(め)でながら、


「あぁ、待ってるよ、静香。朝食が終わったら、一緒に出掛ける準備をしておくんだよ。」


「はい、お義父さま。あの、なにを着ていけばいいんでしょう?」


 少しはにかむように静香が聞いた。


「うん、そうだね?会社での用事を済ませたら食事とショッピングの予定だからね。オシャレをしなさい。スーツはだめだよ。それとスカートはタイトなミニがいいな。下着はセクシーなヤツにしなさい。俺を楽しませるんだよ、静香。」


(うそっ、ミニスカート!タイトって、ラインが、見えちゃう。でも、キライじゃないわ、、)


「あの、でも、面接があるんじゃないですか?」


(ふふふ、そうだよな。派手にオシャレしちゃ、仕事にならんよな。だが、お前の仕事は別さ。クククッ。)


「面接はないよ、お前を会社に連れて行けばいいように、段取りはしてあるからね。そのあとは、食事とショッピングを予定してるから、心配しなくていいよ。ちゃんとオシャレして、会社のみんなに見てもらうんだ。いいね、静香。」


「あの、それって?もう、入社は決まってるってことですか?」


(うそっ!ほんとに?でも?お義父さまは、ただの会社員でしょ?どうして?でも、一緒に行けば、、、)


 静香の疑問に、


「うん、決まってるんだ。ただ、いつにするかだけだったんだが、正樹の浮気を聞いた後でね、連絡しておいたんだ。さあ、朝ごはんが待ち遠しいな。オシャレしておいで、静香。」


(ふふふ、俺を普通の社員だと思ってるんだ。まっ、正樹や女房も知らないんだから、無理ないか。この娘をビックリさせるのが楽しみだ。)


 一樹は、心の中でほくそ笑んだ。
 静香が部屋から出て行くのを待ちかねたように、携帯を取り出した。
 裸のまま部屋の扉を閉め、自分の部屋で身支度を整えながら、


(嬉しい!夢みたい!信じられない!でも、どうしよう、浮かれてていいん?でも、セクシーな下着って?だめよ、あんたは娼婦じゃないのよ、、でも、、昨日は、、ばか、、けど、、)


 昨夜の記憶が鮮やかに蘇り、身体の芯が疼き、カァッと熱くなった。
 いつもより入念に化粧をし、もっているなかでは一番セクシーな下着を選び、


「淫らしいわね、私。でも、昨日の夜も、、私、、たぶん今晩も、、」

 
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