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人妻縄人形
第2章 囚われ、淫ら、
 ガラステーブルの上にコーヒーのお盆を置くと、


「ここにお座り、静香。お前を良く見たいんだ。」


「えっ、はい。」


 返事をしながらを見ると、そこは昨夜と同じソファーの同じ場所だった。


「あの、昨日の夜と同じ場所ですね。」


 あきらめたように言いながら、そこに座ると、


「そう、同じ場所さ。一番お前を感じていられる場所さ。会社に着いたら、少し忙しいから、落ち着いて話しも出来ないから、いまだけはな。」


 コーヒー軽く一口を含み、一樹の体温を感じ、一樹に包まれている感覚に囚われた。


「あの、お義父さま、私、これからどうなるんでしょう。私、不安なんです。けど、お義父さまとは離れたくないんです。でも、、やっぱり、、正樹さんの妻ですし、、正樹さんを愛してるんです。けど、、私、、」


 一樹の手が肩に触れ、


「いいんだよ、静香。お前は、それで、ね。これからのことは全て俺に任せればいいんだよ。正樹と夫婦を続けるにしろ、続けないにしろ、お前が困らないようにしてあげる。だから、不安だろうけど俺を信じて欲しいんだ。」


(さあて、返事は、あわてないんだ。ユックリジックリ時間をかけななぁ。あわてるコジキはもらいが少ないってね。)


 静香の答えを待ちながら、コーヒーの香りと味を楽しみながら、肩から右手を下げ軽く右の乳房に触れた


「あの、お義父さま、それは、いまのままでも構わないってことですか?違ってますか?」


(ワガママかな?でも、お義父さまといたい。でも、私、あの人を愛してる、失いたくない、、お義父さまの手、、だめ、でも、いけない、、)


 コーヒーカップをテーブルの上に置きながら、


「あぁ、お前がそう思うなら、その通りにすれば良いんだよ。いまのままが良いのなら、いまのままで正樹のいる時は、正樹の妻でな。いない時は、言わなくても、わかるよな、静香。」


(ふふふ、都合の良い方をとったか。しかし、その方が面白くなるかな?)


 静香が答えようとしたせつな、一樹の右手が彼女の心をもて遊ぶように乳房を持ち上げ、乳首を軽く指先でなぞった。


「あ、お義父さま、ん、はい、今のままの方が私には、、ん、勝手だと、思い、ますけど、、」


 義父の嬲るような愛撫が、静香の理性を痺れさせ始めた。
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